春日井市街づくり支援事業のご紹介①
春日井市では、住み良い街づくりのための支援事業を行っています。
今回は、その中でも狭い道路を通りやすくするための支援事業をご紹介します。
現在、住居を建築する上で、幅員4m以上の道路に2m以上接することが義務付けられています。
この基準に満たない場合、敷地から道路に使用するために敷地提供(セットバック)することが一般的に行われています。
実はセットバック以外にも、春日井市では道路環境の改善を支援しています。
一番の目玉は、拡幅用地を市が買い取ってくれる点です!
一般的なセットバックでは、市に無償提供するか、所有者の方が自分の敷地を道路として提供して、且つご自身で管理します。
街づくり支援制度では、固定資産税路線価を基準に、一定の基準で市が買取してくれます。
通行しやすく便利になった上売却金も手に入るケースもあるのです。
土地家屋調査士による確定測量の費用は消して安価なも
のではありません。
面積や境界の数にもよりますが数十万以上の費用が必要となります。
これを春日井市が負担してくれるのです!
土地の所有者にとって、敷地の境界がどこかは大きな問題です。
春日井市の事業で専門家が間に入って測量をしてもらえるので、公平性と安心感があり、スムーズに測量を終えやすくなる効果もあります。*日常行われる確定測量も公平ですのでご注意を!
このように、地域の住民にとって良いこと尽くしの支援事業ですが、
適用条件がありますのでご紹介します。
①市が管理している幅員4mみまんの道路。
②市街化区域内の場合、土地区画整理事業が未実施、未計画である。
③市街化調整区域の場合、生活道路等が未整備の集落地区である。
他にもケースバイケースで条件がつきますので、ご関心がおありの方は、春日井市役所の都市計画課にお尋ねください。
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