将来の不動産売却、半数が「相続」を契機に検討。動き出す前に把握しておきたい情報とは
不動産の売却は、多くの人にとって一生のうちで何度も経験するものではありません。そのため、売却を検討し始めたときに「何から始めればいいのか」「どんな情報を集めておくべきか」といった点で迷うことが多いでしょう。
不動産売却のきっかけは、相続や住み替えなどさまざまです。しかし、実際に行動を起こす前に、どのような情報を求めているのかについてはあまり知られていません。
そこで今回はNEXERと共同で、事前調査で「将来的に不動産売却をする予定がある」と回答した全国の男女107名を対象に「不動産売却の知識」についてのアンケート調査を実施しました。
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「不動産売却の知識に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年1月9日~1月19日
調査対象者:事前調査で「将来的に不動産売却をする予定がある」と回答した全国の男女
有効回答:107サンプル
質問内容:
質問1:将来的に不動産売却しようと思っている理由を教えてください。(複数回答可)
質問2:不動産売却を実際に動く前に知っておきたい情報はありますか?
質問3:不動産売却を実際に動く前に特に知っておきたい情報を選んでください。(複数回答可)
質問4:その理由を教えてください。
質問5:不動産売却について教えてくれるセミナーがあれば受けておきたいと思いますか?
質問6:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
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質問1:将来的に不動産売却しようと思っている理由を教えてください。(複数回答可)
まず、将来的に不動産売却を考えている理由について調査しました。
最も多かった回答は「相続した(または相続予定の)不動産がある」で47.7%でした。次に「住み替え・買い替えを考えている」が33.6%、続いて「空き家・使っていない不動産がある」が16.8%という結果になりました。
この結果から、約半数の人が相続をきっかけに不動産売却を考えていることがわかります。親や親族から受け継いだ、あるいは将来的に受け継ぐ予定の不動産について、どうすべきか悩んでいる人が多いことが明らかになりました。
質問2:不動産売却を実際に動く前に知っておきたい情報はありますか?
次に、不動産売却を実際に動き出す前に知っておきたい情報があるかどうかを聞いてみました。
その結果「ある」と回答した方は70.1%にのぼり、多くの人が売却を始める前に事前に情報を集める必要があると感じていることがわかります。
不動産売却は金額が大きく、手続きも複雑になりがちです。「何もわからないまま進めて損をしたくない」「少しでも有利な条件で売りたい」という思いから、動き出す前にしっかりと知識を身につけておきたいと考える方が多いのでしょう。
質問3:不動産売却を実際に動く前に特に知っておきたい情報を選んでください。(複数回答可)
次に、特に知っておきたい情報を選んでもらいました。
最も多かったのは「売却価格の相場」で85.3%と圧倒的な支持を集めました。次いで「売却にかかる費用・税金」が65.3%、続いて「不動産会社の選び方」が46.7%という結果となりました。
質問4では、それぞれの回答理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「売却価格の相場」
● 不動産売却に関する知識を持っていないので基本的なことを知りたいから。(60代・男性)
● 不動産売却に対してまったく知識が無いので相場等も知りたい。(40代・男性)
● 相場を知ることで、後悔がないようにしたい。(50代・女性)
「売却にかかる費用・税金」
● 特に税金について事前に知っておきたい。(60代・男性)
● 売却価格がどれくらいになるか、税金など費用がどれくらいになるか知りたい。(40代・男性)
● できるだけ税金を払いたくないから。(60代・女性)
「不動産会社の選び方」
● 売却するなら、できるだけ高額で売りたいし、詐欺にもあいたくないから。(50代・女性)
● 大きく損をしたくないから。(60代・男性)
● まったくわからないけどできるだけ高く売りたいから。(40代・男性)
「知識がないから基本的なことを知りたい」「できるだけ高く売りたい」という声が目立ちました。
不動産売却はほとんどの方にとって初めての経験であり、何から手をつければよいのかわからないという不安を感じている方が多いようです。そのため、まずは基礎知識を身につけたいと考える方が多いことがわかります。
不動産のいろは屋では、税金や諸経費の概要、売却の流れ、近隣相場の目安など、必要に応じて整理しながらお伝えすることで、初めての方でも判断しやすい環境づくりを大切にしています。
質問5:不動産売却について教えてくれるセミナーがあれば受けておきたいと思いますか?
最後に、不動産売却について教えてくれるセミナーがあれば受けておきたいかどうかを聞いてみました。
「とても思う」が13.1%、「やや思う」が47.7%で、合わせて60.8%の方がセミナー受講に前向きな姿勢を示しました。一方で「あまり思わない」は22.4%、「まったく思わない」は16.8%という結果になりました。
6割以上の方がセミナーへの関心を持っていることから、専門家から直接学べる機会への需要が高いことがわかります。
質問6では「思う」「思わない」と答えた理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「思う」と回答した理由
● 税金や手続きなど注意すべきポイントが多いため。(30代・男性)
● 詳しい知識が無いとだまされそうなので。(40代・男性)
● しっかりと細かいことまで、知っておきたいと思うから。(50代・女性)
● やはり不動産売却で損をしたくないから。(40代・女性)
● 何も知らないから。(50代・男性)
「思わない」と回答した理由
● 出向くのが面倒。日程調整が難しい。(60代・男性)
● セミナーの講義どおりにいかないから。(70代・男性)
● 無駄にお金を払いたくないから。(40代・女性)
● 自分で本などで勉強するほうが好きだから。(50代・女性)
● 一般論である可能性が高い。もし聞くなら自分の場合ならということで話を聞きたい。(40代・女性)
セミナーに前向きな方からは「知識がないと損をしそう」「だまされたくない」という不安の声が多くありました。専門家から正しい知識を得ることで、トラブルを避けたいという思いがうかがえます。
一方で、消極的な方の理由としては、時間的な制約や費用面への懸念が挙げられました。また「一般論ではなく自分のケースに即した話を聞きたい」という意見もあり、画一的なセミナー内容では物足りないと感じる方もいるようです。
不動産のいろは屋では、無料不動産売却セミナーを開催しています。いつ・いくらで売却を開始するのが最適か、一人ひとりのお客様に合わせて、一緒にプランニングを行います。
まとめ
今回の調査では、将来的に不動産売却を予定している方の約半数が「相続」をきっかけに検討していることがわかりました。また、7割の方が売却前に情報収集の必要性を感じており、特に「売却価格の相場」への関心が8割を超える結果となりました。
不動産売却は人生における大きな決断のひとつです。事前に正しい知識を身につけ、納得のいく形で進められるよう準備することが重要です。
不動産のいろは屋では、不動産売却に関する基礎知識から実践的なアドバイスまで、幅広い情報を提供しています。無料セミナーへの参加や専門家への相談と合わせて、まずは気軽に情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
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